ぼっちな社畜サラリーマン

ぼっちになりがちな俺がぼっちで困ってる人を助けたくて始めた。

今日は会社のお世話になったおじさんの送別会だ。悔しいけどこのおじさんの魅力を語る。ぼっちが定年退職者に送る。

よぉ、諸君。

今日は会社でお世話になったおじさんがいて、

定年になり送別会をするんだ。

 

世間はコロナで送別会自粛ムードだ。

それはうちの会社でも影響があって、

オフィシャルな送別会は禁止だ。

 

だからこのおじさんは、

部署での送別会は中止になってしまった。

 

だからあくまで自己責任ってことで仲のいい人たちで送別会をすることにした。

そもそもコロナコロナって騒いでいるが、

コロナは決して死ぬ病気ではない。

それどころか無症状の方も多くいるらしい。

あくまで免疫が落ちている方が重症化しているだけであって、

そうゆう方はコロナじゃなくて例えばインフルでさえも危険なんだと思う。

普通に健康的な我々がかかる分には大丈夫だ。

 

時を戻そう(笑)

このおじさんの送別会に集まる人数は12人。

しかもそのうち10人は我々20代の若手社員だ。

 

この凄さって分かるだろうか?

うちの会社は決して若手が多い会社ではない。

おっさんのほうが多い会社だ。

部署もいっぱいあって、

1つの部署で多くても30人くらいだろう。

少ないとこだと3人とか。

 

しかも参加自由のあくまでプライベートの飲み会で休みを犠牲にしてまで来るんだ。

このおじさんは幸せものだろう。

でもなぜこのおじさんがこんなにも支持されているのか。

今日はこのおじさんについて書いていこうと思う。

このおじさんの仕事観が伝わって少しでも皆が活かしてくれたら嬉しい。

 

まず、

俺とこのおじさんは違う部署だ。

このおじさんは隣の部署ってだけ。

俺がこの部署に来た時、

このおじさんは隣の部署なのにこっちの仕事をこなしてくれていた。

おそらく昔からそうやってきたんだなって思った。

手際が良かったから。

むしろうちの部署の人かと最初は思った。

何もわからない俺からすれば助かったのと同時に1つ疑問に思った。

(なんでこの人自ら仕事を増やしてるのにこんなにも楽しそうなんだろう?)

そして月日は経ち今の仕事も余裕でこなしている今、

俺はおじさんの仕事をこなしている。

もちろんおじさんもうちの仕事をこなしてくれる。

これすごくないか?

このおじさんは、

「部署」っていう概念を破壊して仕事をしているんだ。

ニコニコしながら手伝ってくれるおじさんの姿を見て、

最初はもちろん余裕がなくて自分のことで精一杯だったが、

余裕が生まれてから自主的におじさんの仕事を手伝うようになり、

今や、

最悪そのおじさんが急に休んだところで俺が隣の部署の助っ人として自分の仕事をこなした上で入れる自信がある。

会社の組織としてよくないのかもしれない。

でも一緒に働いている俺だからこそ分かる。

こんなにも効率が良くて、

お互いの部署間の情報共有できる場って最強だと。

 

 

 

 

おじさんはきっとたぶんただのお節介なんだ。

そしてそれは俺だけじゃない。

俺とそのおじさん以外の明日送別会に来る他の10人も、

きっとそのお節介なおじさんに助けられてきたんだろう。

しかもこのおじさんのお節介は決してだるくない事がすごい。

このおじさんは空気を読むという能力に長けている。

俺が怒っている時はあえて話しかけなくて、

怒りが収まった頃に、

「なにかあった?とりあえず休憩行こうよ。」

って言ってくる。

でいつもはヘラヘラしてるくせに、

一方的に愚痴っても、

そうゆう時は最後までうなずいて真剣に話を聞いてくれる。

んで、

アドバイスをくれる。

話の途中でわからないことは理解するまで聞いてきてくれる。

悔しいけど器のデカさじゃ全然この人には今は勝てない。

 

俺はある日このおじさんがとあるミスした時、

本気でこのおじさんの仕事をサポートした時があった。

定年の時も近く油断してたのかもな。

本当にらしくないミスだった。

だけど大事にはならなかった。

これも俺がおじさんの仕事を理解していて助けられたからなんとかなった。

その時言われた言葉がある。

「俺はwata(俺のこと)が居なかったら今ここにいねーよ。ありがとう。」

この会社に入って1番嬉しかった。

あくまで他部署の仕事。

これが査定に影響するわけでもない。

でもそれでいいし間違ってなかったって胸を張って言える。

 

俺は会社の飲み会はめんどくさいと思うタイプだ。

地元の同級生と飲んでいる方が楽しいし。

でも明日の飲み会は本当に楽しみだ。

 

俺も将来こんな魅力的な空気の読める、

お節介なおじさんになりたい。

 

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