「ばーぼ」と「べんちゃん」という俺にしか見えない友達。
今週のお題「会いたい人」
というのがはてなブログからお題が出ていたので、
昔話をしようと思う。
よぉ、諸君。
昔話をさせてくれ。
これは俺が小学校に上がる前の話らしい。
俺の両親から何回か聞いたことがある話で俺は記憶がない。
当時の俺には、
「ばーぼ」と「べんちゃん」
という友達がいたらしい。
例えば公園に行くたびに、
俺は「ばーぼ」と「べんちゃん」と遊んでいたと言っていたらしい。
ただ、
どこの公園に行ったとしても「ばーぼ」と「べんちゃん」と遊んでいるらしい。
家族旅行で遠くに行っても「ばーぼ」と「べんちゃん」と遊んでいたらしい。
ただこの「ばーぼ」と「べんちゃん」は両親には見えていなかったとのこと。
「ばーぼ」と「べんちゃん」を指差していたらしいがそこには影1つなかった。
親からすれば俺が1人で会話をしているように見えたらしい。
謎の存在「ばーぼ」と「べんちゃん」
それは子供にしか見えない妖精なのか。
はたまた霊なのか。
それは記憶のない俺にはわからない。
もしかしたら今も隣に「ばーぼ」と「べんちゃん」はいるのかもしれない。
はてなブログのお題を見た瞬間なぜか「ばーぼ」と「べんちゃん」を思い出したのは、
偶然かはたまた「ばーぼ」と「べんちゃん」が俺に訴えかけた必然なのか。
だが思い出したからこそ見えるのなら見てみたい。
あの頃の俺が見ていた景色ってやつをな。